Zoom G5 Edit&ShareとLinux

Zoom G5は安価で高性能なギター用マルチエフェクターである。かなりの応用性があり、アイデア次第でいろいろ遊べる。私のお気に入りのデバイスだ。そのエフェクトはPC上でG5本体と同期しながら編集が可能である。正直な話、G5にLCDディスプレイがなくてもほぼ問題ないぐらいに直感的に操作が可能だ。


対応OSはWindowsとMacOS X。しかし、Wine(1.6)を使って起動するとUbuntuでは問題なく編集作業が可能である。一点、パッチのDrag&Dropが思うように動作しないバグがある(Ubuntu12.04LTSは問題無さそう,Ubuntu13.10に対しては私がレポート済)。とはいっても、クラッシュは経験していない。
注意が必要だが、Edit&Shareは元々, WindowsやMacOSXでもレジュームやサスペンド非対応なのでそれを行うと不安定になる、って対応するのが普通だが...
(当たり前だが、サポート外のため、Linuxで動作しないとZoomサポートへ電話しても相談には応じてくれないので注意することw)


画像はUbuntu 13.10とZoom Edit&Share for Windows(5.x)上で、Sound DeviceとしてもLinuxに自動認識された様子(ドライバ不要)。 UbuntuのサウンドをUSB経由でG5へ出力し、G5 Outputから音が拾うことも可能である。もちろん、逆も可能だ。


尚、LinuxはG5をMIDIとしても認識し、 JACK Audio Connection Kitでも認識しているが、実際は何もできなかった。(G5はMIDI非対応のため,当然だが)


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