Ubuntu12.10をMacBookProへインストール
実験で先日公開されたUbuntu12.10 Release版をインストール。手持ちのMacBookPro13inch Ubuntu11.10から、12.04にし、すぐに12.10へアップデートしてみた。
13inchでは以下の不都合が発生したが、Desktop-PCでも同じだったため、Mac固有の問題ではなかった。(注意:2012年12月11日現在、下記のようにcups-filtersを手動でupdateすれば、時々何かがCrashするようだが使用上はubuntu12.04と同等になったので、SSD搭載機17inchへインストール。patchを当てたKernelで安定してahciモードで動いている)
- Unityを自動に隠すを選ぶと、マウスカーソルを左はし移動しても、出てこない問題が発生。以下で解決するがバグである。
- [SOLVED] Option "ConstrainCursor" "no"を追加
- [SOLVED] EPSONプリンタへのOutputが、崩れ、使い物にならない。 2ページをLandscape(横)で出力時、Chrome, Firefoxともに同じ。 追記2013-1/17日にリリース 修正から1ヶ月半でやっとである。
参考:https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/cups/+bug/1086905
ボクがへたな英語でBUG Reportしたw、cups-filters 1.0.25-1(1.0.24-2ubunyu0.1)で修正されているのを確認 (11 Dec. '12) - 追加:Desktop PCで頻繁に発生(MacBookでもか)。現在、compiz ver 0.9.8.5が入っているがcrashを頻繁におこなう。 OpenGLのアクセレータを利用していると発生するようだが、この OpenGL window and compositing managerは古くから不安定であり、いまだに完全に安定化されない(driverがらみとはいえ、複雑な構造が原因?)。これを利用するLinuxの鬼門なっているのではないか?(Nouveau driverを使うのが解決策か?)
参考:http://askubuntu.com/questions/212313/compiz-problems-in-ubuntu-12-10 - [SOLVED] BlenderではAlt+Right-clickが使えない。厳密にバグではないがバージョンたび対策方法が変わるのがつらい。compizが奪うためで<Alt>Button3のshortcutが働くことが原因。対策はCompizConfig->general options->Key bindings->Window Menuを<Alt><Super>Button3へ変更する。無効にすると起動するたびに復帰してしまうので変更する。(Button2は中ボタン(Wheel)、Button3は右ボタンを意味)
MacBookProからみて良いのはスクリーンやキーボードのバックライトがResume後でも復活する。WifiがResume後でも素早く繋がると、Mac Bookへのサポートが強力になっている気がする。
その他、Ubuntu12.10にしてみて、良かったのは標準のGimpが2.8にやっとなったこと(以前は手動で2.8のPPAをインストール)、このバージョンからひとつのWindowになるモードが追加されているので扱いやすくなっている(jpegに余計な拡張機能があるので注意)。 便利なのはOnline account。twitterやfacebookが簡単に管理できる。 あとはGrub2のセキュリティが高まったぐらいで、lensにamazonの商品は表示されるし、起動画面は古くなったし(たぶんdriverからみだがエンドユーザーからは無意味)、すごく良くなったわけではなく退化(?)したところもある。
そうそう、Quetzalの壁紙は前よりカワイイw
PS
現在、Retina MacBook ProはLinuxがまともに動作しないようだが、Linux Kernel3.6は対応しようとしている様子である(搭載はUbuntu13.04 Raring RingTailからか?)。個人的にはノートPCで一番出来がいいのはMacBook Proだと思っているので頑張って欲しい。Retinaは17inch登場が一番の願いですが...
PS2
Ubuntu 12.10のキーボード設定:http://nowcodingtime.blogspot.jp/2012/11/ubuntu-1210.html
はじまして。
返信削除私もMBP17インチにUbuntuをインストールしているのですが、文字をにゅうりょくしている最中にカーソルがとんでもないところに飛んでいったり、ひらがなで確定されてしまったり、勝手に文字列が選択されたりといった不具合に悩んでいます。
これは他のディストリで試しても発生しているのでUbuntu固有の問題ではないようですが、どううにかする方法をご存知ないでしょうか。
私のMBPがおかしいのかな…
はじめまして、
返信削除ボクはibus-mozcを使っていますが、いまのところ問題は発生していません。
あまり参考にならないかもしれませんが...
グラフィックドライバはNVIDEAやNouveauでもどちらにしても安定して日本語入力可能です。
ibus-setupで設定している、漢字切り替えは、ボクは英語環境で使用しているので日本語は不明ですが上から、Enable or disableは空、 Enable:Eisu_toggle; Hangul, Disable:Hiragana_Katakana; Hangul_Hanja, Next input method:は空。
お役に立てばいいでのですが。
お返事ありがとうございました。
返信削除ibus-mozcをインストールしたらとりあえず普通に使えています。
たまに挙動が怪しいときがありますがほぼ問題なくなりました。
ありがとうございました。