Tracktion 4 for linuxの現状

音楽は素人だがTracktion 4 For Linuxについて報告

モーダルダイアログを徹底的に使わない、とてもスムーズなインターフェースをもつ、 DAW Software Tracktion 4
一度、これになれるとほかのソフトウェアの使い勝手がどこか窮屈に感じてしまう。(Studio One 2.6もいい線だが...)


ボクはLinux (Ubuntu13.04, 13.10)で使いたいのだが、残念ながら、現時点(Nov. 9 2013)のVer 4.5.2は使えない。理由はJACK Audio Connection KitとのI/Fがまともに動作しない。それと、Linux VSTの動作が不安定であるため、Instrumentalが使えない。とても残念なことになっている。それ以外は安定して使えるのになおさらである。

Linux版は無料で使えるが、Free Softwareではない。が、なれるとスムーズな操作性がやみつきになってしまう。Windows版、Mac OSX版(現在、behringerの一部の製品を買うとフルバージョンが付属)は使えそうなのでしばらくはMac OSXで使うことになるかもしれない。
尚、サポートによるとWindowsとMac OSX用のTracktion 5の開発が行われているため、Linuxの改良は2014年になるとのこと(計画にはいっていると思うが、早急にLV2対応を望むとリクエストした)。

Unlockとupdate checkができないバグ
Nov. 9 2013現在、Unlockはバグのため、サーバーからは直接は不可能、tracktion siteのUser profile内にあるoff-line登録を利用して、unlock fileを入手し、それをtracktion 4へDrag&Dropすればunlockされる。


追記、Nov.15
Tracktion 4 setting(Ver 4.5.2現在)ではうまくJACKを認識できないが、Juce midi Output(JuceはTrackctionのプラットフォーム名)はJACK上で認識されている。これから各midi-inputへ接続すれば音源を出力することが可能でありシーケンサーとして試すことができた。(例えば HydrogenやQSynth, 下図を参考に)
深く調べていないがArdourのようにJACKを使った同期は使えないようだ。

参考 KVR
http://www.kvraudio.com/forum/viewforum.php?f=22

P.S.
ご存知のようにモーダルウィンドウを可能な限り使わない考えのインターフェースデザインは3DソフトウェアのBlender 3Dの考え方でもある(提唱者がいるが長くなるのでここでは書かない)。ついでだが、形は異なるが一度、原作者の手を離れ、また戻ってきたという歴史も両者同じである。


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