Blenderで精確な作業
グラフィックツールを使う上では、amatureを使わない短編アニメーションやイラストを作成するためならば、あまり必要がないテクニックかもしれません。しかし、amatureを使ったアニメーション、物理シミュレーション、ゲーム、建築物や設計などの分野では精確な作業が必要になります。
BlenderではPrecision work in Blenderの記事が参考になりました。どうしても3Dツールは浮動小数点の不正確性やマウスなどの入力精度のため、ある程度、これらの癖を回避するテクニックが必要です。
BlenderではPrecision work in Blenderの記事が参考になりました。どうしても3Dツールは浮動小数点の不正確性やマウスなどの入力精度のため、ある程度、これらの癖を回避するテクニックが必要です。
詳細はリンク先を参照してもらって、概要は以下のようになっています。
- using units ユニット(単位)を精確に
- 3d axis 3Dの各軸
- keyboard numeric input and axis constraints キーボードによる数値入力と、座標軸に沿った編集
- manipulators マニュピレーターを活用
- the transform properties toolbox 変換・プロパティ・ツールボックス上で入力
- numeric input for modifiers モディファイアのため数値入力
- 3d cursor 3Dカーソルを精確な配置
- object origin オブジェクトの座標系
- object snap オブジェクトスナップ(定移動)
- grid snap グリッドにスナップ
- snap menu スナップのメニューについて
- show edge lengths エッジの長さを表示
- pivot point pivotポイント
- transform orientations 座標系の変換
- align 並べる
- align rotation with the snapping target ターゲットに沿って並べる
- divisions 分割を活用して精度良く
当たり前かもしれませんが、連続作業にはScriptによる実行を出来るだけ目指しています。
eg:
blender --background --python myscript.py
P.S. 全体にいえることですが、人為的なミスをさけるため、命名の規則化と厳守や、ファイル管理のため、gitなどの活用(eg:過去の状態を復活)も考慮すればラクになります。
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